「ウエルカム・ホーム」
小説といわれる読み物は、最後まで長いわりに当たり外れが激しく、結末が不幸せで、なぜか読み終わると陰うつな気分になるものが多い気がするので(わたしが選んだものがこういう傾向が高いだけかもしれませんが)、この頃あまり読んでなかったのですが、ここのところいろいろ読んだ中で一番アタリ!!!で、幸せな気分になれた本でした。
鷺沢さんの本は愛犬のコマのことを書いた「コマのお母さん」しか読んだことがなく、その時もわかりやすくて読みやすい文章の人だなと思ったのですが、再び小説もいいなと思ったのに、亡くなられてしまったので、もう既刊の本しか読めないんですね。
「ウエルカム・ホーム」は鷺沢さんの理想だったのでしょうか?
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