ばかいぬ生活

浅草寺のおみくじで、みごと「凶」をひいてしまったので、お守りに裏干支の「うさぎ」を買いました。

「月に梯子をかけようとしても、そこには雲しかない」
「登る先には枝がない」
‥‥などかなり散々なことが書かれていて、かなり悲しくなりました。
しかし、最終的には「今年は地固めだと思え、基礎を整えよ、じっくり修行しろ」というような内容でした。なんだか新年に新聞で見た干支の酉年占いも「今年は来年以降への地固め」と同じようなことが書かれていたのを思い出しました。まだまだ修行が足りん！ということなんでしょう。
しかし、こんなん引くといくら図太い人間でもヘコむもんで、なんだか今年はコンペにひとつもひっかからないような気もしてきたので、気を取り直していつもの玩具店「助六」に行きました。

ホテルで「ばいばーい、またね」といったクロエさんと「助六」でばったり。
彼女は干支の「酉」を探していましたが、残念ながらあまりかわいいのがないなーといっていました。たしかに玩具として「酉」は微妙かも‥‥わたしも結局、酉ものはかわいいものが見つからず、以前載せた「やじろべえ」しか買っていません。

新顔の首振り犬張り子はまだ「試作品」で顔が気に入らないから、売りものではないらしく（確かに雑でした！というか最近助六の絵つけの人が代わったのか？犬張り子がかわいくないんですけど！！）、他にもとりたてていいものがないなあ‥‥と思ったところになんともかわいい「うさぎ」をみつけました。ちょうど裏干支だし、つくりも丁寧だし、ちゃんちゃんこ着て火鉢（違うけど）にあたってるみたいでかわいいし！てことでこの子にしました。この子がわたしをお守りしてくれるといいなあ。

うさぎ／助六／2005

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